催眠術の普通の掛け方: 暗示をかける

スポンサーリンク
催眠術師が内緒にしてきた秘密がkindle で絶賛公開中です!
理論不要ですぐに使えるセクシーな催眠術、いかが?

  • 催眠術の普通の掛け方の一連の流れについて
    催眠術の普通の掛け方の一連の流れについて

14c6fcf85fbce06279a282b1c80f350f_m

前回の記事までで、暗示などを取り入れた様々なテクニックと催眠状態に連れて行くんだ、という強い気持ちで、もう被験者をトランス状態の深い状態にまで連れてきている、という、もう今更何も言わなくともいい状態にあると思いますが、いかがでしょう。

って、これを読みながら実はやっています、ということもないとは思いますが、もしやっていたら、ここからが本番ですからもう一息頑張りましょう。

すでにトランス状態の深いところまで連れてきているはずですから、被験者はかなりリラックスした状態で目を閉じてあなたの次の暗示を待っている、そんな状態のはずですが、念のため、そうなのか確認をしておきましょう。運動支配の簡単なところで確認するのがいいでしょう。たとえば、前の記事のように誘導した時に地面に降り立たせた、という設定になっているならば

「目の前に木が一本立っているのが見えますね。見上げると手の届きそうなところに果物がなっているように見えますね。ちょっとその果物を一つ右手をあげて取ってみましょう。」

ということで、右手が上がるかどうかで確認できます。ここで、一つ気をつけて欲しいのが、実は誘導の時もそうなのですが、言葉の中に相手の想像と解釈の幅を「ある程度」持たせてあげるようなフレーズを入れてあげる、ということです。前述のフレーズも

「目の前にリンゴの木が一本立っているのが見えますよ。見上げると手の届きそうなところに赤く熟れたリンゴがなっていますね。そのリンゴの大きいのを一つ右手で取ってみましょう。」

と、リンゴで決め打ちする言い方も確かにできます。が、実は心の中にある木がリンゴではなく、みかんかもしれませんし、さくらんぼかもしれないのです。

催眠術師が被験者にイメージさせられるのは本当にざっくりとしたもの、でもある程度判りやすいイメージで十分なのです。というのも、今は木のある風景で話をしているわけですが、これが、実は英語での話なので説明が恐縮なのですが

「あなたは欲しかった、今とても人気のあるバイクに乗って風を感じています。」

というフレーズですが、「とても人気のある」と日本語で訳しましたが、原文では “very hot” だったため、物理的に熱いバイクに乗ってしまっていて、両腿が火傷した、というシャレにならない話があります。そうなんです。前回の記事でレモンを想像で食べたら唾液がたくさん出たように、潜在意識に反応させる以上、運動を司る筋肉や五感を管理する脳の処理だけに限らず、通常意識しても反応させることのできない皮膚のやけどに対する反射、すら動かすことができてしまうのです。

また、一時期流行ったドラマ、「トリック」のエピソードの一つで、生瀬勝久さんの演じる刑事さんが催眠術師に後催眠暗示を掛けられて、テレビモニターを通じて催眠術師の与えたトリガーに従って目の前のテーブルにおいてある毒の塗ってある「箸」を舐めることで殺される、はずが、暗示文が

「そのテーブルのはしをなめて」

という言葉であったためテーブルの「端」を舐める、というTRICK の世界観通りのオチがつく、というものがあったのですが、これを上記のことを踏まえると制作のチームの皆さんはかなり勉強されたんだな、というのがわかっていただけるかと思います。

ですので、暗示の言葉の使い方は普段の生活でも気をつけることである程度悩まずに使えるようになりますよ。

さて、後催眠暗示の話が出てきたので、その話もここでご説明しましょう。

普通の催眠術ですと、この深いトランス状態で暗示を与えることで被験者を動かす、というものですが、後催眠暗示というのは、「もし⚪️⚪️したら、▫️▫️して」ある一定のトリガーとアクションを組みにして被験者に暗示「入れ」て、一旦トランス状態から復帰させる、というものです。たとえば、

「これから私が5つ数えたら、すっきりと目がさめることになります。目が覚めるとすっきりするんですよ。でも、私が手をぽんっ、と叩くのが聞こえたらあなたは「にゃあ」ということになります。「にゃあ」と一回、何をしていても、ですよ。いいですね、ぽんっ、と手を叩いたら「にゃあ」といいますからね。それと、この「にゃあ」というこの指示は目が覚めたらあなたは覚えていませんからね。いいですね。どういうわけか、にゃあ、と言っちゃうんですよ。では数を数えますよ。5、4、3。。。。」

という感じです。この暗示文を読むと分かりますが、被験者はなぜだか本当に分からないけれども、普通に目を覚ましている時に手の叩く音が聞こえたら「にゃあ」と言ってしまうのです。

これを応用すると、たとえば、深いトランス状態に戻すために「眠れ、というのが聞こえたら今感じているふわふわして気持ちいい、今の状態に戻りますよ。何をしていてもですよ。気持ちいいですよね。戻ってきたいですよね。」なんて、暗示を入れておくと、今後の催眠術をかけるのがラクになる、のは事実です(笑)もちろん、これを悪用するともっと面白いことができますが、それは想像通りでしょうし、いろいろ適切に試せる方にどうぞ。

ということで、深いトランス状態ならば大抵のことが普通に出来ますので、試してみてくださいね。次の記事では、あれこれ出来るトランス状態にずっと被験者をおくわけに行きませんから、そろそろ終わりということで、暗示の解除の仕方について見ていきたいと思います。

毎週金曜に発行しているニュースレターを購読しませんか?
毎週金曜日に最新情報をお届けするニュースレターを発行しています。催眠術のテクニックから毎日の生活にちょっと使えるネタまで、読んで損はさせませんよ。今登録すると、そのまま読むと使えちゃうかもしれない催眠誘導のための暗示文のサンプルを無料でプレゼント中!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク