催眠術師が相手の意識を思った方向に誘導するたった一つのテクニック

スポンサーリンク
催眠術師が内緒にしてきた秘密がkindle で絶賛公開中です!
理論不要ですぐに使えるセクシーな催眠術、いかが?

最近、クライアントさんとお話をしていると、いろいろなご相談を頂くことがあるのですが、伺っているとその中で、クライアントさんがお客さんと仕事の話をしていたはずなのに、気付いたら話があちこちに迷子になって最後には本来の目的から全く違う話になっていた、ということが多いので、この会話の迷子を何とかして直せないか、というご相談を受けました。

催眠術師がビジネストークの講師をする、というのは中々変な話ではあるものの

「lackofsane さんと話していると、いつの間にか自分の期待する話にちゃんと誘導してくれるので、催眠誘導以外にも誘導するのがうまいんじゃないかと思って」

なんてほめて頂いたものですから、気をよくして、ちょっと大事にしているテクニックをご紹介しちゃおうかな、と、今週のニュースレターのネタにさせて頂きました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

バーバル・パッケージ – NLPをビジネストークのために使う秘密兵器

NLP が成功のためのツールとして開発された背景があるため、どうしてもビジネスでどうしたらうまくいくのか、という話に結びつける傾向にどうしてもあるのですが、今回ご紹介する「バーバル・パッケージ」は、まさにその色が濃く出たツールと言ってもいいかもしれません。

これは何か、というと、ある意図をもって会話を始めて、目的を達成させて終わらせるための会話の進め方、と言うべきでしょう。

バーバル・パッケージの背景にあるメタ・モデル

コミュニケーションは目を見て、だけでいい?

コミュニケーションは目を見て、だけでいい?

NLPでは、コミュニケーションを進めていくとコミュニケーションの過程で人の経験や思い込みを含めた様々な要因で情報がいろいろな形で欠落し、また歪曲していく中で、その原因となる言語のフレームワークに注目することで問題の焦点を見つけ出そうということをしています。このフレームワークをメタ・モデル、と呼ぶのですが、これが次の12のパターンに分けられ、かつかなり抽象的なものであることから、正直そのまま使うには難しいものとして捉えられていました。

一般化

  1. 可能性の叙法助動詞:(例文)〜できない
  2. 必要性の叙法助動詞:(例文)〜べきである/〜べきでない
  3. 普遍的数量詞:(例文)全て/常に〜

歪曲

  1. 等価の複合観念:(例文)XとYは同じです(XとYは同列に並ぶの?)
  2. 前提:(例文)平日と週末ならどちらが良いですか。(どちらから必ず選ばないといけないの?)
  3. 因果:(例文)XだからYです(本当にXとYに因果関係があるの?)
  4. 憶測(読心術):(例文)皆が私のことを嫌います。(嫌いって皆から聞いたの?)

省略

  1. 不特定名詞:(例文)彼が怪我をした。(どこを?)
  2. 不特定動詞:(例文)明日までにこれをやって来なさい(何を?)
  3. 比較:(例文)最高の提案をした(全てと比較した結果なの?)
  4. 判断:(例文)明らかに理想のサービスです(明らかな理由は?)
  5. 名詞化:(例文)教育/尊敬/過程

確かに使いづらいですよね。これをうまく使おうとするには、聞き役に徹しつつ、とはいえ質問攻めにならないようにしなければならないので、なかなか普通に考えると厄介です。

バーバル・パッケージは相手に気付かれることなく誘導し、引き出す。

その使いにくいメタ・モデルを覚えれば誰でも使えるように使いやすくしたのがバーバル・パッケージです。実際、バーバル・パッケージはメタ・モデルのような受け身で聞くことから見つけ出す、という作業をするというよりも、ある程度自分の意図に基づいて会話を誘導しつつ相手のニーズや問題点などを引き出そうとすることのできるものになっているのです。

そうなれば、ビジネスの世界やデートまで、幅広く使えると思えてきますよね。

バーバル・パッケージの構成

バーバル・パッケージは大きく分けると、次のような構成になっています。

  1. フレーミング(枠組みを作る)
  2. 特定質問
    • 名詞の特定
    • 動詞の特定
  3. パラフレーズ(言い換え)

では、それぞれの役割などを見てみましょう。

フレーミング

フレーミングとは、その名の通り、これから始める会話について、ある一定の目的のために行います(なので、基本的にはそこから離れないようにしますよ)、とこちら側の意図を宣言することで、コミュニケーションの相手にこれから会話の方向性について共通認識をする、というものです。と宣言と大げさに言いましたが、例えば、これから、ランチを食べに行こう、という話をしたいならば

「そろそろランチに行こうよ。何食べよう。」

と、一言交わすだけでも、これからの会話がランチにどこに行くかを決める、という枠組みの中で会話が進みますよ、という認識を共有したことになるのです。これによって何食べよう、どこで食べようという質問してもおかしくないし、そこで音楽の話をするのはちょっと変ですよね、という意味合いを持たせてもいるのです。というのも、メタモデルはある意味、「それは何?何?」をひたすら聴き続けかねず、聞かれている方も質問攻めにあっているように受け止めがちなので、そう感じさせないようにする工夫が必要だったのです。

特定質問

特定質問(two specific questions) とは、相手の意図を特定していく質問、という意図があるのですが、これだけ聞くとなんとなく結局質問攻めになるのでは?と思ってしまいます。そこで、質問の仕方にも

  • 名詞の特定
  • 動詞の特定

にその性質によって分けて、相手のどのレベルに問いて、質問攻めと感じさせないようにしているのです。それは如何してか、というと、名詞の特定をするプロセスにおいて相手の表面意識に指向性があるので、相手自身が気付いていない自分の意図の中にある方向性を見つける作業を一緒にしている、と感じやすいから、なのです。先ほどの例で言うならば、

「おなかの空き具合はどう?」
「和、洋、エスニックといったらどんな気分?」

と、相手の脳にあるイメージを思い浮かばせるのがこの名詞の特定のステージなのです。それに対して、動詞の特定のステージではそのイメージした名詞に対してどうしたいのか、という潜在意識に指向性があるので、意図の全貌を具現化させていくところに意識がむしろ向いていくのです。先ほどの例の続きを見るならば

「がっつり肉行きたい?」
「和風であっさりと胃に優しい感じ?」

と、イメージがぼんやりとしたものから、具体的な場所と行動と特定できるようになったのです。

パラフレーズ

パラフレーズとは、言い換えであり、相手の言葉を言い換えることで、その相手の意図の確認をしながら、相手と自分との内部地図の整合性も確認するのです。言い換えたことで、相手の心の中で明確化された一つのイメージについて、相手の使った言葉と自分で置き換えた言葉の二つで言い表せているのですが、それがある意味二つの見方になっても同じものを見ているのか、また、相手も自分と同じ見方をしても同じだと同意しているのか、ということの確認作業をすることになります。先ほどの例を使うならば

「肉となると、やっぱり400g のステーキにポテトフライでしょ!」
「胃に優しくうどんがいいですね。」

バーバル・パッケージの狙い

こうすることで、相手の深いレベルでの意図、例で言えば「がっつりと」とか「胃にもたれない感じ」という気持ちが引き出すことが出来たのです。もちろん、この「がっつり」のは何故、とこのやり取りを繰り返していくことで、その意図の背景をどんどん追い求めていくことが出来るので、相手の気付いていないレベルでの意図について会話することを通じて相手に気づいてもらう、ということができるようにもなっていくのです。

相手を話題から離さず、誘導し、ニーズを引き出すには

このバーバル・パッケージを使うこなすことのメリットは、三つあります。
まず、こちらの意図した話題、例えば今度の週末のデートのプランから今度売り込みたい商品の説明まで、をこれからする話題ですよ、と明示することで相手にこれからの会話の内容の方向性を示すことが会話し続けることへの安心感を与えることが出来ます。逆にイメージしてみてください。会話の目的もゴールも見えないまま話題があちこちに行ってしまう相手との会話はいつ終わるのか、どこに行くのか分からないミステリーツアーのようで不安ではないですか?
次に、特定質問を使うことで、相手にイメージをあれこれしてもらうことによってその話題の目指したいところへの相手の気持ちを誘導していくことが出来ます。イメージできないこと、しないことには興味が当然持てませんし、ひとたび頭の中にイメージが出来てしまうと、そのことをあれこれ考え始めますのでそのイメージを膨らませるという意味で特定質問はパワフルに機能していきます。
そして、そのイメージに対する印象から相手のニーズを反応として引き出すことが出来るようになります。人は何かを想像すると、その結果も想像して判断までも自動的にし始めるものです。そこで結果が自分のどこかで求めているものと合致していればよし、合致していないと、というようなステップに持ち込むことが出来るのです。

まとめ

人の想像力はいろいろな意味でパワフルに心の中の判断力に影響します。ならば、誘導したい結果に安心して想像してもらえるようにすることが、あなたが得たい結果に繋がっていく、と思うと、このバーバル・パッケージは使いたくなるツールだと感じてもらえると思います。さて、誰にどんなイメージを膨らませてもらいましょうか。

毎週金曜に発行しているニュースレターを購読しませんか?
毎週金曜日に最新情報をお届けするニュースレターを発行しています。催眠術のテクニックから毎日の生活にちょっと使えるネタまで、読んで損はさせませんよ。今登録すると、そのまま読むと使えちゃうかもしれない催眠誘導のための暗示文のサンプルを無料でプレゼント中!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク