催眠術と習慣化、そして洗脳

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  • 催眠術ってそもそもなあに?
    催眠術ってそもそもなあに?

adbfe627c4ed5037266a6b94232dcc05_s前回の記事で、暗示の効果の持続性の話をしましたが、この持続性を無理やり伸ばしてしまう、という無茶な方法についてちょっと考えてみたいと思います。

大雑把に言えば、繰り返し何度も何度も暗示をかけることで、暗示を根深く植えつけながら、潜在意識レベルで習慣化してしまう、ということなのですが、これも大別すれば二つの手口があると言えます。

一つは、合意のもとで何度も何度も催眠術を使って暗示をかけやすい状態にして、暗示をかけていく、というものです。その最たるものが、自己催眠でダイエットしたい、というような話です。実際、何度も催眠術をかけられると、被験者は催眠状態に入るコツを覚えていくのでその意味では回を重ねるごとに入りやすくなるのも事実です。そして、暗示も同じものを何度も繰り返し行うことで、掛けられた暗示がだんだん「慣れた」感覚に変わり、最終的には日常の習慣と化しやすいのです。ある意味、日々の積み重ねで運動能力を高めていくのと同じですね。で、当然ですが、それが習慣化されるか、三日坊主になるかは、被験者と施術者との関係性や、タイミングの合わせ方、そして後述でさらに深く触れますが、本人が本当にそれを望んでいるのか、に大きく依存します。当然です。一回一回の施術が次につながる積み重ねなのですから、毎回、ある意味丁寧に施術から解除までのプロセスを踏んでいくほうがいいでしょう。

これは、まだ受け手が掛けられるという合意と心構えのもとで行っているから「コントロールの効いている」環境で行っているので安心なのですが、実は、

催眠状態に入らず、もしくは浅い状態であっても、ひたすら繰り返し繰り返し行えば本人の意識とは別に潜在意識のレベルに「刷り込める」

のです。しかも、これは時として自分自身で、しかも自分の「意志」とは真逆のことを刷り込んでいることすらあるのです。

「人はコミュニケーションせずにはいられない動物である」

という言葉があります。NLP の考え方によれば、人の4つの感覚(視覚、聴覚、触覚、嗅覚・味覚)は心の外部に向いている時、すなわち体の外部からの刺激を知覚し、過去に受けた知覚と比較して判断し、それが何であるか理解する、という一連の反応を行う時と、心の内部に向いている時、言い換えると、過去に受けた刺激を思い出し、もしくはこれから受けるだろう刺激を想像する時、の二つのいずれかしかない、とされています。意識も同じように、心の外に向いて外部から感覚として受ける刺激を受け止めて知覚し、判断する時と、過去の刺激に基づいて考え、もしくは将来に対して想像する、このどちらかになります。外部に向いている時は自ら声を発し、相手の言葉に耳を傾けて聞き、理解し、判断する、訳ですが、内部に向いている時は、自らの声だけが聞こえてきて判断することになります。

そうなのです。意識が内向きになっている時に自らが発する言葉が知らず識らずのうちに潜在意識に受け止められて、その潜在意識はその言葉からなすべきことのアクションをとることになります。とすると、もし前向きで建設的で将来の成功に確信する言葉を内向きに発し続けていれば、潜在意識もそこにたどり着くための心身の動かし方をすることになりまし、常に、後ろ向きで将来に成功するイメージのかけらも持たないという気持ちの言葉を内向きに発し続けると、仮に口では成功したいと言ったとしても潜在意識は失敗を望む心のための実現を確実にやり遂げてしまう、のです。

自らの声、自らが想像する結果へのイメージが、実は一番自己暗示として効いてしまうのです。

でも、これはまだ、いい方です。自分のことですから、その気持ちさえ持てば自分を自分で責任持ってコントロールできますから。一番厄介なのが、あなたのすぐ周りにある「マーケティング」と称してひたすら同じ音楽を流す、同じ商品の宣伝を流す、目につくところ全てに見せるようにすることで、無理やり潜在意識に繰り返し繰り返し認知させようとする行動です。これは以前の記事でヘビーローテーションの話で触れましたが、繰り返し刺激に触れることでその刺激に親しみを持ち、さもすればその刺激が好きであるという錯覚に陥る、というあれです。

これも、まだ商品を買うだけなのでまだマシかもしれません。とあるところ拉致されて、一般的な情報に触れることが全くできなくなり、判断材料を失ったところで、脅迫されるなどの理性がなくまた精神的に不安定な状態で繰り返し一定のことを刷り込まれる、という「繰り返し情報をむりやり押し込んで思考すら書き換える」洗脳の手口も、上記と比べて実はあまりやっていることの基礎は変わらない、のです。ですので、洗脳を解除するのにはかなりの時間と催眠術の高度なスキルも必要になる、のです。

ということで、自己暗示も他者による暗示もやりすぎると良くない、ということを今回はお話し致しました。

マインドコントロールや洗脳に関する議論はこちらでもまとめていますので、興味のある方はこちらも気になるかもしれませんね。

マインドコントロールとは(そして洗脳とは)
催眠術が暗示という方法を使って、人の無意識に働きかけてその人の行動や感情などを「支配」する、と催眠術を使う私たちは言います。 ...

そろそろ掛け方の話でもしましょうか。

でも、その前に。また NLP の話が出たので、もしよかったら、参考にどうぞ。

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